よう壁の関係

 

見晴らしのいい丘の土地造成!
などという広告をみて、現地見学。
実は売り出されていると土地は隣お家よりも一段高くなった土地。
こんな土地に家を建てたら素晴らしい眺望に違いない!と
ハンコをつい押してしまった…という方が実際におられます。

実は希望の土地が隣より1センチ以上高い場合、「よう壁工事」が必要になります。これ、結構高額になるんです。

 

お隣との土地の高さに違いがあったら…

図1を見て下さい。この希望する土地はお隣との高低差がありますね。この場合、図中の赤部分が必ず必要となってきます。赤部分の斜めのところを「法面(のりめん)」と呼びますが、ここをしっかりしていないと、
家づくりの土台となる土が崩れ落ちてしまうのです。
そのため、

よう壁の説明

通常は、土が崩れるのを防ぐために、地盤の強さに応じてコンクリートの壁を作ります。
この工事状態や面積によっては、数百万円かかることも珍しくありません。
予定外の出費に500万!と言われればびっくりですよね。
隣の土地だけならず、道路との関係も同じです。
よう壁工事がしてあるのなら、何も問題はありません。
高低がある場合、少し気にかけてみましょう。