生活パターンを見直して、本当に必要なものを洗い出せ!

 

まず、家づくりを始めた時に、一番最初に聞かれることって何だと思いますか?
どの家にするか、
予算はどれだけか?
建て売りにするのか?
2世帯なのか?
はい、それもあるんですが、もうひとつは、「家族の生活パターン」なんです。

質問例としては、
「奥様は何時ごろに起きて、それからどうやって家事をこなしますか?」
「お子様は普段、どのようにすごしますか?部屋にいますか?居間にいますか?」
「お子様の勉強時間はいつですか?」
「旦那様のご趣味はなんですか?」
「夕食後はどのように過ごしますか?」

家族がわかってないと答えられない質問ですね。


そう、これわからないと、「いい家」が作れないんです。
せっかく作る我が家のマイホーム。
どうせなら「いい家」が作りたいとだれもが思っているはず。
「いい家」とは「家族に合った家」なんです。
家族が笑顔でいるスペースを作るには、まず家族の希望を確かめてみましょう。
奥様はもちろん、子どもたちは成長に合わせて、そして、大きくなった後のことも考えなければいけませんね。

 

生活パターン例
・日中は朝から夜まで勤務の夫婦の場合

洗濯物を干す場所を浴室となりに作った
洗濯ものを外に干すことができないけれど、子どもができたら、外に干すことも考えています。という共働きご夫婦。子どもができた時と、休日は外に干したいということで、外にも物干し場を作りましたが、、平日用のために、洗濯機の隣に専用部屋干しスペースを作りました。脱衣所が少し広くなり、そこでアイロンがけもできるスペースや収納も。トイレの手洗い場とも独立したので、多少ごちゃごちゃしても、下着が干してあっても、来客者には気づかれません。

ソファーは本当に必要?

ソファーがあっても、その前に座り込んでしまうご家族。せっかくのソファーが物置き場になっていることも。
思い切ってソファーを置くスペースでなく、その床に床下収納を設けました。お子様のおもちゃも楽々おけるスペースで、リビングが散らかっていてもとりあえずその場所においてしまいます。従来あるべきと考えられていたソファーも考え方を変えれば不要なものであることも。

上の事例のように、自分に合った空間を知るためには家族の行動パターンをメモするのもいいでしょう。「本当に必要なのか?」と感触を得ていけば削除もできるし、その他のスペースになることもあるのです。