子育てだけで、家の人生は終わらない。

 

「子育て住宅」が現在流行っているようですね。
子どもに安全な住宅で、家の中の主役は子どもです。

「子どもにとって~が素晴らしい」

「子どもの発達に適した~」とうたっている住宅ですが、

これは購入世代が、子育て時期と重なるため、それしか頭にない両親層を狙った商法と言えると思います。


でも、考えてみてください。子どもは10年もすればほとんど親と同じ行動ができますし、その時不要なものもたくさんあるはずです。

基本的に子どものことを考えて家づくりをするならば、
子どもは育つということ。
子どもが大きくなった時のことを考えて、夫婦の場所を作ること。

を提案していきたいです。
なぜならば、子育ての為にこの家があるわけではないからです。
子どもはいつまでも小さいままではありません。巣立っていくんです。
その時に、家の中を見回して、自分の場所がない、なんてことはいけません。
あくまで、子どもたちが巣立つまでの場所。
その後長い時間を夫婦2人で過ごしていくのには間違いありません。

ご夫婦が趣味の楽しめる場所になっていますか?
子どもが小さいときの柵がのこっていませんか・
ストーブガードの作り付けは必要ですか?

ぜひ、考えてみてくださいね。